火山噴火で飛行機欠航
2010年 04月 16日ヨーロッパ便がほとんど欠航になっているようです。
飛行機乗る予定は無いから、あまり関係ない?
なんてお思っていたのですが、
貨物便も飛んでないわけで・・・
このままこの状態が続くと、流通に影響が?
なにせ自然相手、
どうしようもないのです。
そうそう、私がまだ乗務している時代にもあったんです。
今回のニュースを見て思い出しました。
アラスカのリダウト山が噴火!!
調べてみたら、1989年12月の事だったみたい・・・
当時は日本からヨーロッパへは、まだ直行便がなく、
必ず「北回り」といって、アラスカのアンカレッジ経由だったんですね、
日本からは6時間ほどのフライト、乗務員は交代してしまいます、
アンカレッジステイがあるわけです。
1泊して翌日また成田から来る便に乗務します。
もちろん帰り便もアンカレッジ経由、
1週間に何十便ものヨーロッパ行きがあった訳ですから、
常にアラスカの小さな町アンカレッジには乗務員が100人近く居たことに。
そこにですね~
火山の噴火です!
そこにいる飛行機はもちろん飛べない!!、
どこからも飛行機がやって来ない!!
私たちは缶詰状態に!
4泊くらいした後に会社が下した判断は?
なんと、コックピットクルー、CA全員をアラスカ鉄道でフェアバンクスまで移動させて、
そこで日本からのレスキュー便に乗って帰る、というものでした。
レスキュー便!
私たちのためだけに、わざわざ羽田からジャンボ飛ばして、
迎えに来てくれたわけ~
そして、成田ではなく羽田の税関を開けて通関・・・
都内に住んでいた私は、なんて羽田に着くって楽ちんなんだろうって思いましたね。
そんな事もありました・・・
二度と、アラスカ鉄道乗らないでしょうね、アンカレッジも行かないかなあ・・・
冬はスキー、犬ぞりレース、夏は水色の氷河を見に行ったり、機内からみるオーロラ・・・
オーロラのお話はまたいつか。
by rosaclaratea
| 2010-04-16 23:50
| CA時代のお話・・・