ロシアンティー
2011年 02月 28日ジャム?ロシアンキャラバン?サモワール?
お茶が、ロシアに伝わったのは17世紀はじめ頃、1638年
勿論、中国からです。
お茶の発祥は中国ですからね~
なんと、イギリスへ伝わるより前にロシアに渡っています。
1689年、ネルチンスク条約が中国と結ばれ、お茶をラクダの背中に乗せて、キャラバン隊が1年以上もかけ運んだんです。
そして、ご存知ロシアは寒い国、
果物が貴重品、というか当時はほとんど無かったので、最初は、人参、カブ、大根、菊、バラ、タンポポ
など身近なものを、お砂糖も高価な貴重品なので、蜂蜜漬けにして、保存しました。
これをロシア伝統のヴァレーニエといいます、ジャムみたいなものです。
多分今イメージするジャムより、その固形が残っている感じだと思います。
その貴重品同士、お茶とヴァレーニエを一緒に頂くのがロシアスタイル、
でもお茶の中に入れてはいけません、
スプーンでヴェレーニエをお口に含んで、「甘っま~い!!」と思ったところで、お茶を飲むのです。
そのお茶にレモンなどの柑橘系を浮かべたらさらに贅沢!!
といったところでしょうか。
ヴェレーニエは今では、ちゃんとフルーツをお砂糖で煮込んだ物になって売っています。
さてさて、次はサモワール
ロシア伝統の湯沸かし器です
寒い国ならではですよね、
これをテーブル上に置いて、一日中シュッシュッシュンと蒸気を昇らせお茶をいただく・・・
湯気って、なんか暖かい感じを出してくれていいですよね~
この中にはお湯が入っていて、上にはお茶が入ったティーポットを乗せます、
そして、煮詰まって濃くなってしまったお茶は、サモワールから注ぐお湯で薄める・・・
楽しいお茶会になりそう・・・
いつか、「ティーガーデン ロッサクララ」でも活躍させたいなあ・・・
by rosaclaratea
| 2011-02-28 12:00
| 紅茶