ロイヤル・コペンハーゲン
2011年 01月 12日なんと、6割以上が日本向けに生産されているそうです!
ポピュラーな、ブルーフルーテッドシリーズは、なんとなく和風にも使用できて、
日本人に受け入れやすかったからでしょうか。
って、実は、我が家でも毎日使っているものがこちらのシリーズです、二級品ですが・・・
コペンハーゲンに行くと、ちょっとした事ではじかれてしまった、物が、
セカンドクラスとして、2,3割引きで販売されています。
でもご存知ですか?
現在では、こちらのシリーズはほとんどがタイ製なんですよ。
工場をアジアに移転して現地の絵付師さんが書いているとか・・・
デパートを覗きましたが、ちゃんとタイ製と書かれて販売していました。
ちょっと残念、
あの絵柄は、創設以来の伝統あるデザインなのに、
なぜなぜ?
紆余曲折な歴史を背負い、ここまで頑張り、
この先も生き残っていくためには、仕方なかったのかしら・・・
ロイヤル・コペンといえば、
フローラ・ダニカが代表作、
1753年に国家事業の一環として
この、「植物図鑑」を食器に絵付けするプロジェクトが始まり、なんと130年もかけて3500点もの作品を作ったそう!!
元々、ロシア皇帝エカテリーナ2世への献上品として作り始めたのに、
出来上がる前に亡くなってしまわれた・・・・そうな。
そして、我が家の宝物もコペンからのヘンリエッテシリーズ。
1868年に王室から手放され、民間としてスタートした後、
ブランド復活に貢献した、アーティスト、
アーノルト・クローのデザインです。
作られていた期間が短く、もう廃盤なので、全く知られていませんよね?
え?これがコペン?って感じのものです。
1800年代後半、明治初期のものになります。
宝物・・・なんて大げさに言ってみましたが、
結構頻繁にテーブルに登場します。
食器も使ってあげなくては・・・せっかくはるばる北欧の国から連れて来たんですからね。
by rosaclaratea
| 2011-01-12 21:54
| 紅茶